“肝を健やかに!”

健康な肝臓

春は自然界のすべてのもの(人間の身体も同様に)が成長し、新陳代謝が活発になる季節で少し汗をかきやすくなったり冬に溜まった老廃物を発散していきます。この様な働きを助ける「肝臓」は、自律神経系や新陳代謝の機能を担い、全身のエネルギーの流れをコントロールし精神を安定させたり、内臓の働きをスムーズに保ったりする役割をしています。また、肝は血を貯蔵し必要に応じて供給するという血の調節機能も担っています。

①「肝」は全身の「気(エネルギー)」の流れをスムーズにすることで、精神を安定(ストレス発散)をさせたり、胃腸の働きを助けたり血流を調節したりといった働きを担って新陳代謝を促しています。

②「肝」は血液循環によって、筋に栄養を送りその機能を保ち関節の運動を助けています。肝の血が不足し血流の調節機能が低下すると、筋に十分な栄養を送ることが出来ず運動能力が低下し、更に痺れや痙攣、足腰が動かしにくいといった症状が起こることがあります。
また、肝の状態は爪に現れる為、肝の血が不足すると爪が薄くなったりツヤが悪くなったりすることがあります。
③「肝」は『血の貯蔵庫』と言われており、活動している時は必要に応じて血を送り出し、睡眠時は肝に集めて蓄える働きをしています。
こうした血の貯蔵・調節機能を『蔵血(ぞうけつ)』と言いますが、栄養の不足やストレスなどで肝の働きが弱くなると蔵血の機能も低下してしまいその結果、血が不足したり血量の調節が上手く出来なり、めまいや月経不順、鼻血などの症状が起きます。

このタイプの養生は、不足しがちな血を補い血の巡りを良くし肝の機能を改善させるのが大事です。

④肝の血が十分蓄えられていれば、必要な栄養や潤いがいきわたり目も良く見える様になります。過労や老化などで肝の働きが低下したり、肝の血が不足すると眼精疲労や目のかすみ、視力の低下、ドライアイなどの症状が現れることもあります。
目のトラブルを感じたら、肝の働きを助ける食材を積極的にとることが大事です。

・枝豆や大豆などの野菜
・しじみや牡蠣などの魚介類
・ウコン(ターメリック)入りの料理
・緑茶などポリフェノール豊富な飲み物
・ブルーベリーなど色の濃い果物

以上4点を心掛け肝機能を向上させ元気な身体作りに努めましょう!

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